理事長所信
2010年度 社団法人 山梨青年会議所
第38代理事長 飯嶋 克仁
2010年度スローガン
『仁慈一心』
〜元気・友情の風を社会に送ります〜
三十八年もの歴史を重ね、多くの諸先輩方が多大な功績を残してきた伝統ある社団法人山梨青年会議所。その先輩方がこの山梨で活動し残してくれた熱き思いを、新たな発想と行動で継続し若い後継者達に伝え、より良い明るい豊かな社会づくりに貢献していく、それが私達青年会議所会員の大いなる使命だと、私は考えています。
現代社会を見渡してみても、100年に一度と言われる世界的不況による不安定な経済状況、地球温暖化による異常気象、私達を取り巻く環境は決して明るいとは言えません。暗く先が見えない不安・心配ばかりが頭(脳裏)をよぎる日々だと思いませんか?しかしこの暗い社会が私たち、人の手で運営され築き上げ出されている事も忘れてはいけません。社会と言っても全ては個人の集まり、地域社会そして日本という国でさえも、小さな単位でみれば全部私たち人間が作り出しているのです。そんな社会の中で、青年会議所は三信条である[修練・奉仕・友情]を実践しながら一生懸命活動して来ました。基礎となる人づくり、そして人と人とがふれ合い助け合い心通うまちづくりに、私達(社)山梨青年会議所会員から率先して行動をして行かなければならないと私は思っております。
「人づくりは・まちづくり」 次世代を担う子供たち、それらを取り巻く大人、全部が輪になって社会は、成り立っているのです。(社)山梨青年会議所会員全員がまず始めに自分と言う人間そして何を期待し青年会議所に入会を決断したのか思い返してください。決断理由は、皆さんそれぞれ違うと思いますが自分の目標に少しでも近づくように考え行動する事が大切なのです。どんな社会にも、正しい状態を保つために守らなければ行けない順序「秩序」と規則やきまりの「ルール」が有るはずです。私達も考えて見てみましょう。人間は、疲労やマンネリによって緊張感が薄れてしまう事が有ります。薄れてしまった時!!そんな時、同志により助け合い親身にお互いの事を考え一緒に協力しながら行動しお互いを思いやる事が必要ではないでしょうか。まず私たちメンバーから何事でも親身になれる仲間づくり、そして青年としての勇気と情熱を持った元気いっぱいな活動が出来る機会をつくりましょう。そして私たち自分自身が人間としての責任を持ち自覚の有る心と一丸になって行動し多くの人との出会いを大切にしながら未来をつくる事が必要だと思う気持ちから2010年度のスローガン「仁慈一心」〜元気・友情の風を社会に送ります〜をかかげさせていただきました。
『仁慈一心』の仁慈には、思いやり・いつくしみそして一心には、心を一つにしての意味があります。 「風」には(若き力)が一丸となり、会員を始め取り巻く環境社会が明るい感謝あふれる温かい人々、そして豊かな社会だと誰もが思える故郷にしたいと行動する思いが込めてあります。全員の気持ちから、そして、地域、社会、全体をこの美しく清らかな風で包み込み、そして私たちの故郷ここ山梨が新しい未来に向けて成長していく中心となり原動力になれる事を私は期待しております。
今回サブテーマとし「〜迷う事無く自信を持ち、目標に突き進む元気そして愛情溢れる豊かな社会の基礎になる若き力〜」の意味を込め「元気・友情の風を社会に送ります」と命名させていただきました。 (社)山梨青年会議所の歴史の中で引き継がれて来た熱き思い、そして経験を十分活かし会員全員が一丸となり風を吹かせます。
今後、故郷山梨の為、(社)山梨青年会議所の為、一つの目標に向かい共に行動する仲間の為、私が出来るすべての力を出してまいります。
最後に、2010年度理事長に就任させていただいた事を誇りに思いそして支えてくれる仲間に感謝しながら、精一杯がんばり精進して参ります。
活動方針
青少年育成委員会
山梨市に在住する青少年に色々な体験をしてもらいます。「団体行動」でのルールを守る中で礼儀や助け合いの心を学ばせ実生活では出来ない体験を通じ「私たちは、生させていただいている」感謝の気持ちを伝え次世代を担う子供達の成長過程の心に残る事業を行います。又、ジュニアリーダーとも連携をとり青年会議所活動を通じジュニアリーダー自身が成長出来る場をつくりながらお互いに刺激となり勉強が出来る場をつくる事も視野に入れて事業を行っていきます。
まちづくり実践委員会
まちづくりは人づくり。人と人とがふれ合い助け合い心通う中で明るい豊かなまちを目指し事業を展開します。他団体とも協力する中で、より良いまちを目指し、社会づくりに貢献出来る事業を行います。
ふるさと未来創造委員会
やまなしの未来を考え創造し地域住民・他団体・行政との関係を維持し連携を取り、私達の街の良さを学びながら明るいまちづくりを目指します。
会員交流委員会
会員の意識向上そして会員活動を支えてくれる家族や先輩達との交流をする事で活動への理解と協力を深める事業を行います。会員拡大委員会と連携をとり会員拡大の手助けとなる事業を行います。
会員拡大委員会
LOMの進化と向上には若き力、そして新たな考えが必要です。そのためにはより多くの同志が必要と考え、年間を通じ会員拡大活動を行います。会員交流委員会と連携をとり、その事業を活かしながら拡大活動を行います。3LOM合同例会の主管として事業展開を行います。
総務室
山梨ブロック協議会を始めとした各地青年会議所との窓口となり、日本JCが主催する事業への参加取りまとめを行います。また毎月の理事会を設営し、LOMの円滑な運営を行います。公益社団法人移行への定款変更を検討し基礎づくりと引継ぎを行います。